みんなさん、真夏になると昔と比べて紫外線が強いと感じたことはありませんか?

 

正解です、まったく違うんです!環境問題に取り組んでいる国連環境計画(UNEP)が2003年に発表した資料によれば、オゾン層の減少にともない紫外線量(UVインデックス)が増大しています。また、1990年より紫外線を観測するようになった日本でも年々、紫外線量は増えています。このように、今と昔では明らかに紫外線量に違いがあるのがおわかりいただけたと思います。

なぜ紫外線は体に悪いのでしょうか?紫外線を浴びすぎると肌にダメージを与え、皮膚がんのリスクを高めてしまう健康上の問題や、肌の老化を進行させてしまう美容上の問題の二つが大きな要因です。日本では皮膚がんの発生率は世界的にみても低いため、美容上の問題を考えて対策をしている方が多いと思います。

 

紫外線対策としては日傘や日焼け止め、化粧品やビタミンCが含まれたサプリメントなどでしょか?

でも、サプリメントの場合、紫外線を浴びてしまったと思ってから摂取している方、多くないですか?

確かに、ビタミンCが紫外線の影響やシミの原因といわれているメラニン色素が出来てしまうのを抑えるのはよく知られています。実はビタミンCが体内に不足していても、肌に紫外線の影響を与えてしまうことがわかってきています。東京都健康長寿医療センターなどの研究によれば、ビタミンCを作れないマウスを使い、ビタミンCを欠乏状態にして紫外線を浴びせると、皮膚のビタミンC含有量の低下、肌表面の委縮や肌全体にメラニン色素が沈着してしまうことが明らかになりました(J Invest Dermatol. 138(8):2112-5:2012)。

 

ビタミンCは摂っているつもりでも実は足りていないんです。特に成長期や働き盛りの方々、お肌を気にしている方々にビタミンCは不足しています。また、佐賀大学名誉教授 村田 晃先生によれば、ビタミンCの薬理作用を十分に発揮するには最低でも1日に500~2,000mgは必要とお話しされています。

 

ビタミンCには、美容上の問題だけでなく、疲労回復や、ストレスへの対応、貧血防止に役立つ、活性酸素の除去など様々な働きがあるとされています。

ビタミンCはヒトの体内では合成できません。

食品からの摂取だけではなく、サプリメントからの摂取も積極的に考えたいものですね。