イカスミの色素

イカスミの色素の成分はユーメラニンという黒色メラニンです。
私たちの肌の色は、この黒色メラニンのユーメラニンと黄色~赤色メラニンのフェオメラニンの比率で決まります。
一般的に「メラニン」と呼ばれるものはユーメラニンとフェオメラニンの混合体を指すことが多く、日本人の髪の毛が黒いのは含まれるメラニンのほとんどがユーメラニンのためです。
詳しくは音声コラムで説明しております。
音声コラム【ビタミンCと美白】※クリックで新しいウインドウが開きます


また前回の実験でメラニンについても説明しています。

 

というわけで『ビタミンC ピュアクリスタル』を使って実験を行いました。

※ ビタミンC ピュアクリスタルは100%ビタミンC粉末です。詳細はこちら

イカスミを使った実験

リンゴを使った実験では黒色メラニンを還元して褐変(酸化)したリンゴを白くしたと説明しました。

では、イカスミ溶液の中にビタミンCを入れたらどうなるのでしょうか

動画をご覧ください。※微かな変化ですので、目をこらしてご覧ください。

 

薄くなったイカスミ溶液

かつてビタミンCにはメラニンを分解する力はないといわれていました。

が、

若干薄くなりました!!

これはビタミンCが、イカスミの色素ユーメラニンを還元したものと考えられます。

イカスミの匂いも消えた

実験の副産物で、残念ながら動画などでお伝えができないのですが実はイカスミ溶液…

若干生臭いのです

イカは浮力を得るために塩化アンモニウムを蓄えているのですが、それが生臭さの原因です。

しかし、ビタミンCを入れた溶液の臭いを嗅いでみたらなんと

無臭になっていました!
なぜ無臭になるのか、塩化アンモニウムとビタミンCがどう反応しているのか詳細は残念ながらわかりません。
化学に詳しい方でご存知であれば教えてください。

結論

イカスミの主な色素はユーメラニンという黒色メラニン。
ビタミンCを入れて色が薄くなったことで黒色メラニンを還元したと考えられる。

 

最後に

毎日、酸化は起きています。酸化は体を傷つけます。

呼吸をして酸素を取り入れる限り、酸化とは付き合いつづける運命です。

しかし、酸化に抗うことは可能です。

毎日ビタミンCを摂って酸化に抗い、かつ美白を手にいれましょう。

美白になる以外にもコラーゲン生成にビタミンCは欠かせません。

肌のハリ、美白や美肌などにもビタミンCは必要不可欠です。

健康のためには1日0.8g、美容のためには3-5gといわれています。

ライナス・ポーリング博士は1日18gのビタミンCをとっていたそうです。

実際には個人差があるので、自分にあった量(腸管耐用量※の90%)をとることが望ましいです。

※腸管耐用量とはビタミンCをとって下痢になる直前の量のことで個人差があります。健康体で1日およそ4g~15gといわれています。

 

ビタミンCは空腹時の吸収率はよくないため食後に摂ることを推奨します。

休日ほっておいたら…(おまけ)

金曜日にあやまって実験の片付けをせずに帰ってしまって月曜日出社したら

さらに薄くなってました

上から見た図

下に沈殿しているようにも見えます。
ビタミンCはアスコルビン酸という酸です。
酸を入れるとミネラル類などが沈殿しやすいため沈殿しているのかもしれません。

 

ちなみに黒髪の色素もユーメラニンなので実験してみましたが…
黒髪をビタミンC溶液につけて1週間放置しても全く変化はありませんでした。
髪の主成分のたんぱく質であるケラチンで守られているからでしょうか。
ですからご自宅に残留塩素を除去するビタミンCシャワーヘッドをつけても問題はなさそうです。
むしろ残留塩素のほうが髪のたんぱく質を破壊してしまい髪色が明るくなるとの報告もあります。

 

ブロンソン・ジャパンの実験

 

 

 

 

 

ブロンソン・ジャパンの製品